#8 『こちら、彩都越境線』
今回は都営三田線
【西巣鴨駅 -住宅街-】をご案内します。
(東京都豊島区西巣鴨3丁目)
以前、山手線の駅名で頭に方角が入るのは
新宿と品川、そして池袋の3つと述べましたが、
巣鴨もその内の一つでしたね。
国道122号線が交わり、東京と埼玉を
繋ぐ要衝となっています。
車のナンバープレートもお互いの物が
バランス良く見かけることが出来ました。
また、近くには江戸時代の旧中山道の跡が
分かるように観光用の案内看板に残っていました。
記載によると北区の滝野川辺りまで旅人が
道中農家に立ち寄り、植物の種子を分けてもらい、諸国に持ち帰っていた文化があったとのこと。
そして、この界隈を " 種子屋街道 " と呼んでいたようです。
江戸から出発してあまり時間が経過していない
内にこの様な触れ合いの文化があり、
長い旅路の足取りも少し軽くなりそうですね。
また、国道の脇に入ると何軒か帰りに
つい寄りたくなってしまいそうな
魅力溢れる居酒屋さんがありました。
その先に住宅街が広がっていたので、
そこに住むと、毎日苦渋の決断を
しないといけないような気がしました。
職場が地下鉄の駅しかないような
都心のオフィスサラリーマンには
住みやすい環境だったと思います。
次回は丸の内線
" 新中野駅 " をご案内致します。
参考
https://www.tokyo-ja.or.jp/farm/edomap/tokyo30.php