#16 『近代デモクラシティー』
今回はJR山手線の
【目白駅 (繁華街)】をご案内いたします。
(東京都豊島区目白三丁目)
ここには大正、昭和初期に創られた
文化遺産が数多くありました。
有名所では鈴木三重吉
(すずきみえきち)さんの創刊による
" 赤い鳥 (児童文学誌) " でしょうか。
大正7年に目白にて創刊された当誌には
時代を象徴する文豪も作品を
掲載されていました。
そして現在、駅舎の脇にあるエレベーターには
毎日一定の時刻に『赤い鳥小鳥』の詩が
流れる銀鈴が備え付けられています。
今回の散策で運良く聴くことが出来ました。
目白の近代の文化遺産はこれに
とどまりません。
昭和7年に架けられた
日本では初の立体交差橋である
" 千登橋 " (ちとせばし) があります。
並走しています。
さらに現在、首都高の広い範囲で
地下化に向けた工事が進んでおり、
走ることになるようです。
近隣の様子を一通り散策した後に
締めでメロンパンの移動販売に
立ち寄りました。
目白駅で降りる度、営業中の車を
見かけてはいたのですが、
自慢の味を食べるには至りませんでした。
今回ようやく初めてその味を堪能しました。
お店の人に出店状況をお伺いすると
私の家の方面にも来るとのことなので、
また立ち寄ります。
目白には今と昔の文化が
色濃く共存していました。
次回は西武 新宿線の
【野方駅】をご案内いたします。