take take 道 knock 新発見!

訪れた街の様子をご案内いたします。

#16 『近代デモクラシティー』

今回はJR山手線の

目白駅 (繁華街)】をご案内いたします。

(東京都豊島区目白三丁目)

 

ここには大正、昭和初期に創られた

文化遺産が数多くありました。

 

有名所では鈴木三重吉

(すずきみえきち)さんの創刊による

" 赤い鳥 (児童文学誌) " でしょうか。

大正7年に目白にて創刊された当誌には

芥川龍之介北原白秋といった

時代を象徴する文豪も作品を

掲載されていました。

そして現在、駅舎の脇にあるエレベーターには

毎日一定の時刻に『赤い鳥小鳥』の詩が

流れる銀鈴が備え付けられています。

今回の散策で運良く聴くことが出来ました。

 

目白の近代の文化遺産はこれに

とどまりません。

目白通り学習院大学の方へ進むと

昭和7年に架けられた

日本では初の立体交差橋である

" 千登橋 " (ちとせばし) があります。

橋の下は都電荒川線明治通り

並走しています。

さらに現在、首都高の広い範囲で

地下化に向けた工事が進んでおり、

5号池袋線も近い将来この明治通りの下を

走ることになるようです。

 

近隣の様子を一通り散策した後に

締めでメロンパンの移動販売に

立ち寄りました。

目白駅で降りる度、営業中の車を

見かけてはいたのですが、

自慢の味を食べるには至りませんでした。

今回ようやく初めてその味を堪能しました。

お店の人に出店状況をお伺いすると

私の家の方面にも来るとのことなので、

また立ち寄ります。

 

目白には今と昔の文化が

色濃く共存していました。

 

次回は西武 新宿線

野方駅】をご案内いたします。f:id:Local_Town_Walker:20221020141642j:image
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#15 『彩の三茶ここに在り』

本日はJR高崎線

北本駅 -住宅街-】をご案内いたします。

(埼玉県北本市北本1丁目)

 

大宮からJRは宇都宮方面へ伸びる

宇都宮線と今回の高崎へ向かう高崎線

2路線に分岐します。

(千葉の外房、内房線のようですね)

 

駅周辺には旧中山道が走っており、

今も尚、その流れは活発です。

その旧街道沿いに『三軒茶屋』と

自分が今どこに居るのか分からなく

なってしまう文字を見つけました。 

かつてこの界隈には三軒程

お茶屋が軒を連ねており、これは

その名残のようです。


そして、現在も" 三軒茶屋通り商店街 " と

昭和の時代から商いを続けるお店が

いくつかありました。

その中で生ビール1杯250円で

出してくれる酒屋さんを見つけ、

思わず訪れました。
そこで、お店の方とお話し

することが出来ました。

近隣住民から250円は安過ぎると

心配される声が集まり、

近い内に100円程値上げするようです。

それでも充分過ぎるくらいに

良心的だと思います。

 

また、街道沿いの住人事情の話も

聞くことが出来ました。

今の近隣の方々は宿場制度を設けていた

時代の人は居なくなったみたいで、

みんな後の時代の人のこと。

しかし、史実の案内板を作ったり、

かつての名前を残したりしています。

地域住民だけでなく、

私のような他所の土地から

来た人にまで歴史を伝える取り組みは

この先の時代も受け継がれて欲しいものです。

 

次回はJR山手線の

目白駅を案内します。

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#14 『松陰先生終焉の地』

今回は東京メトロ日比谷線

小伝馬町駅 -オフィス街-】を

ご案内いたします。

(東京都中央区日本橋小伝馬町)

 

この日比谷線

東武線から延伸しており、

北千住から中目黒までを走る

都区内を南北に縦断する路線です。

 

当駅は国道6号 (江戸通り)沿いに位置し、

JR総武快速の馬喰町と新日本橋の中間に

あります。

 

都心3区のオフィス街の一つとしては

この国の歴史が密に詰まっています。

 

その中でも表題である、

吉田松陰』が生涯最期を迎えた

場所であることは有名です。

 

駅から岩本町方面へ3分程度歩くと、

十思公園 (じっしこうえん) に着きます。
ここはかつて江戸時代の処刑場でした。

この地で吉田松陰

老中暗殺計画を自ら幕府へ

報告した罪で処刑されてしまいました。


また公園内には江戸時代に時報代わりに

活躍した " 時の鐘 " の

復元されたものがありました。

その鐘は四谷、浅草、赤坂、上野など

江戸の9カ所に設置され、

公園内にあるものは初めて設置された物として

紹介されていました。

 

新日本橋方面へ散策すると、
" 宝田恵比寿神社 " がありました。

この神社は初めは現在の皇居の中に

ありました。その後江戸城拡充の為

この地へ移転したようです。

周辺では毎年10月19日と20日

べったら漬けが露店で販売される、

『べったら市』が開催されます。

今年はなんと、3年振りだそうです!

興味のある方は散策されてみては

いかがでしょうか…?

 

次回は JR高崎線

北本駅】をご案内いたします。

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#13 『街のインフラ発信所』

本日はJR 埼京線

北戸田駅 -住宅街-】をご案内いたします。

(埼玉県戸田市大字新曽字芦原)

 

" 埼京線 " …この呼び名は通称で

正式名称は " 赤羽線 " なんですね。

路線ナンバリングも 【JA】になってます。

途中停車駅で 池袋•新宿•渋谷と続き、

立て続けにターミナル駅に停車する

JR東日本が誇るヘビー路線ですね 笑

 

当駅はこれまで訪れた駅の中で

間違いなく断トツの高さでした。

その高さなんと、地上から20m!

(マンション6階〜7階相当)

これは日本一の高さのようです。

 

なんでこんなに高い造りになってるんだろう?

としばらく駅界隈を歩いていると、

駅周辺がマンションが建ち並ぶ

住宅街になっていることに気付きました。

詳細は不明ですが、電車の騒音を回避する為の

配慮がなされていると予想出来ました。

 

また駅舎も空港のような雰囲気があり、

今まで見て来た中でも

トップクラスの格好良さでした。

建物の造りを見るだけでも

結構楽しめますね。


駅の周辺には
JR東日本系列の食品事業の工場や
県内の南部地域の下水処理場があったり、

毎日の暮らしのインフラを支える機関が

沢山ありました。

 

さらに交通網に関しても

埼京線だけでなく、北陸新幹線の線路や

和光、草加を結ぶ国道298号線

走っていたりと鉄道と自動車が

行き交う要衝となっていました。

 

各駅しか停車しませんが、

降りてみると見所が次から次へと

出てくるスルメのような駅でした 笑

 

次回は東京メトロ日比谷線

小伝馬町』をご案内いたします。

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#12 『線路と寄り添う暮らし』

今回は東急世田谷線

松原駅 -住宅街-】をご案内いたします。

(東京都世田谷区松原4丁目)

 

シリーズ初の路面駅です。

世田谷線三軒茶屋から下高井戸までを走る

全10駅から成る路線です。

名の通り走行区間も全て世田谷区内です。

 

駅は住宅街の中に位置し、

歩いて5分掛からない程度で

閑静な土地に変わります。

乗り換え路線が複数あるターミナル駅

急行や特急が停車する大きい駅の場合は

こうもいかないと思います。

駅近で静かに住めるのは結構便利で

ありがたかったりしますよね。

 

普段の買い物の場所としては

駅と隣接しているような感覚で

オオゼキさんがあります。

帰宅してすぐ立ち寄ることが出来、

その土地に住む方々にとっては

大変重宝している様子でした。

 

駅から東の方へしばらく歩くと

ビニールハウスで家庭農園をされてる

ご家庭があり、都区内の喧騒を

忘れさせてくれました。

 

そこからもう少し歩くと

大きい戸建ての住宅が何軒もある

威武堂々とした雰囲気が広がっていました。

中にはテレビで見るような方の

名前の表札があったりと、

夢のある想像を楽しむことが出来ました。

後に少し土地のことを調べてみると

睨んだ通り、芸能人や著名人の方が

住む地域のようでした。

 

路面駅は一般の鉄道駅よりも

色濃く地域に根付いていました。

 

次回は JR埼京線の【北戸田駅】を

ご案内いたします。

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#11 『荒川街道55』

今回は埼玉スタジアム線

川口元郷 -住宅街-】をご案内いたします。

(埼玉県川口市元郷一丁目)

 

JRの川口駅から徒歩10分程度で着く

この駅はエルザタワー55を始めとした

住宅街の中にあります。

虹のイラストが印象的な駅舎は

これまで見てきた中で一番親しみ気が

ある造りとなっていました。

このエルザタワー55(地上55階建て)

186mあり、かつては住宅ビルとしては

国内最高を誇りました。

真下から見ると圧巻されます。 笑

 

国道122号線

(ワンツーツーの愛称で親しまれていますね)

沿いに位置するこの駅界隈は

東京都が終わり、ここから埼玉県になる

分かりやすい境目の内の一つとなっている

ような気がします。


駅の脇に芝川が流れていたりと、
周りの景色は住宅展示場の広告並みの
綺麗さと落ち着きがあり、

家族世帯で住むには相応しいと思います。

 

このスタジアム線は東京メトロ南北線

直結し、本郷や飯田橋方面にも延伸しており、

都心で働くサラリーマンの皆様にも

重宝される路線ですね。

 

さらに、錫楊寺や川口市文化財センター

があり、川口の歴史を存分に感じることが出来、休日の親子連れのお出掛けスポットが

沢山ありました。

 

交通の利便性と静かに生活が出来、

さらには休日のお出掛けスポットも完備された

この街は単身層よりも家族世帯向けでした。

 

次回は東急世田谷線

松原駅】をご案内いたします。

 

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#10 『孫の手安らぎ特区』

今回は小田急小田原線

狛江駅 -住宅街-】をご案内致します。

(東京都狛江市元和泉1丁目)

 

この【狛江】

小田急沿線にお住まいの方でないと

いまひとつどの辺りにあるのかイメージが

湧かないかもしれません。

世田谷区と神奈川県川崎市の間に位置します。

なんと、都内の市町村では最も狭く

国内の市においても2番目の狭さなんですね。

 

このコンパクトな街からは

鉄道以外にもバスが走り、

交通が非常に発達しています。

小田急沿線はもちろんのこと、

京王線やさらにはJR線 (南武線)の方にも

走り、小回りの利く街になっています。

 

街の雰囲気としては駅を中心に飲食店が

何店か軒を連ね、そこから歩くと

5分も掛らない内に住宅街へと変わる

とてものどかな雰囲気でした。

 

また散策の際、南口のふれあい側道沿いに

出店されている『ニュースター』さんに

お邪魔しました。

お店の雰囲気は文化と伝統を守り続ける様で

和洋中と沢山の種類の定食がリーズナブルな

お値段で堪能出来ました。

今回は鯵フライ定食をいただきました。

魚の身が厚くとても美味しかったです。

 

反対側の北口には "龍仙寺" というお寺が

公園の中にあり、親子連れの方々が

目立ちました。

 

南口、北口共にのどかで

これまで観て来た街の中では

1位、2位を争うほどの落ち着いた雰囲気で

本当に好印象でした。

 

この街を散策し、

知らない土地で新生活を始める上で

静かに暮らす重要なポイントとして

" 家族世帯の人達が笑顔で居るか " ということ

が挙げられると思いました。

 

正直、交通網が発達しているだけでなく、

閑静な雰囲気が広がるこの街を

とても羨ましく思えました。

 

次回は埼玉スタジアム線

川口元郷駅】をご案内致します。

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